旅は簡単にはいかない。 水曜日に大阪南港を出て、那覇到着が金曜日の朝。そして、不景気の影響で、那覇からはカーフェリーは出ていないので、私は港でそのまま車を貨物船に預けて一人石垣へと飛行機で。
と、書くのは簡単。出発前日に、夕刻にのっぴきならない状況が発生。ある方との会う約束も、果たせないまま、その事後処理に追われ、出発まで、綱渡りの様な時間を過ごした。 水曜日の昼、生まれて初めて大阪の環状線を運転し、早めに手続きを済ませて、18時半の出港に備える。あまりたくさんの人は乗らないらしい。 私はわずかにエクストラを支払い、4人部屋を頼んだが、ラッキーにも、その部屋を一人で占拠。気楽な個室で過ごした。 が、2泊3日する船に食堂もなく、あるのは自動販売機のみ。 食料と水は持ち込んだ。 夜は9時消灯。一応静かにしないといけないので、暇な私はほんを読みつつ、これまた持ち込んだウイスキーでいつの間にか昇天、、、と行きたいところでしたが、出発前日に起きた非常事態の収拾に追われて、飲む間もなく、夜中までふらふらになりつつ、結局寝たのは夜中の1時過ぎ。 予定では、乗船ごに、一枚一枚今までの自分を捨てて行くはずが、夜中まで陸のしかも一番忘れたい用件で追われる羽目に。 で、いつの間にか寝入って、翌朝は気がつけば、鹿児島の南端に。 今度こそ、今までの私、さようなら。 でも、流れてうく海をデッキで眺めながら、もう忘れるはずの過去に涙が止まらない。 他の乗客もいるのに、、、、 強風のおかげで、涙は頬を伝う間もなく風で宙に消え、ひたすらに泣いた、まだ涙が枯れないことに驚きつつ。 今までこの年初めから自分に起きたj事、それを救ってくれて人たちの事、そのあと起きた自分のストレスが引き起こした病気、出発直前の思いがけない出来事、、、、 などなど、もう自分の心の中で納めておくには手に負えない。涙で捨てて行くしかない。那覇に降りた時、私はもう過去のない人間でありたい。ただただ、その日を生きる誰も知らない自分でありたい。 出来ないのは解っていても、気持ちだけはたらしくスタートしたい。それなら今、涙で全てを流してしまいたかった。もう最後になるはずの悲しみの涙、さようなら。 そして、鹿児島の最先端を過ぎ、長い長い種子島を ”以外に都会だ~” と感心しつつ、軽く流して、憧れの屋久島を発見。強風にもめげずひたすらに憧れの視線を送る。 そして、その後夜に奄美大島に寄港して、船は翌朝那覇へ、、、 #
by bushfire
| 2009-07-14 23:34
出発を前にいつも髪を切っていただいているヘアスタジオの皆さんが送別会にと集まってくださった。
私が選んだレストランは、西京極のアフリカ料理アシャンティさん。前から行きたかったガーナ料理のレストラン。 オーナーのおじさんは在日歴19年で関西弁が堪能な素敵なミュージシャンでした。 アボカドのスープ、えびのスパイスサラダ、ツナと卵のパンケーキ、カレー、羊と野菜の串焼き、ダチョウの刺身、モチモチじゃがいもモチ入りのスープ、などなど。 結構スパイスが聞いている割にマイルド。 途中おじさんの生演奏もでて、ハッピー。楽しいひと時でした。 最近、思うのですが、すごく個人的に知ってないつもりでも、本当に私を大切にして下さる人を再発見した。今日ご一緒した人達もそう。 腹部の痛みが限界になるまでこうしたお付き合いは大切にしたい。 一人が怖くて一緒に暮らしてくれる人を求めて余計に寂しい思いをした日々と比べると、もっと幸せな気がする。私は一人なんかじゃなかった。帰り道、お酒を飲んでもいい様にと、運転手を買って出てくれた古くからの友人にも感謝。仕事帰りに今日集まってくれた人たちにも感謝。 私が苦しかった時に支えてくれた人たちにも感謝。 そう考えると、今耐えている痛みにも意味がある気がする。自分で生みだしてしまった、耐えられないはずの痛みが、今はとてもうれしい。 しぬまでどのくらいあるかは知らないけれど、できるだけ、 ”あなたがいて、良かった” と思われたい。必要としてくれる人の中に私は生きる事が出来るから。 #
by bushfire
| 2009-07-06 13:26
今日は大阪で出発前に、1ヶ月で何と8キロやせたという友人にご対面。私が落ち込んでどうしようもない時に、かの地で、愛犬(!)と毎日走ったり、自転車で散歩しているのに刺激されて、ご自分も歩いてみようと、決心され、見事1か月続けておられる。
一言で8キロと言っても、きっと大変に違いない。毎日1時間ほどを仕事帰りに歩いておられるそう。そんな人の頑張っている姿を見ると、私も頑張らねばと思う。でも、逆に ”感謝してます!” と言っていただいて、嬉しかった。 人生、今までいろんな人に出会い、感謝されることがどのくらいあったろう???などと、考えたら、以外に少ない。 これからの人生は、自分のためでありながらも、人の為でもある何かを出来たらと、、、 などとかっこいい事を言いながら、紀伊国屋で新しく文庫を購入。 ”ガンジス河でバタフライ” タイトルに引きつけられて、飛びついた一冊。 若い女性の一人旅で記録らしい。本当にガンジスで泳いだらしい写真もある。 電車の中で、少しだけ読み始めたら、何と私によく似た悩みを持ち、よく似た行動をする人が書いた本らしい。こんな時に似た人の経験を読めるのは嬉しいこと。 来週のフェリーの中で、楽しませて頂く予定。 ガンジスほどに雄大ではないが、石垣島で私も暴れるぞ~ #
by bushfire
| 2009-07-04 17:08
石垣島は噂によると本土の5倍の紫外線が降るらしい。車に乗って最近右腕の日焼けが気になる、、、、
でも、フロントガラスも、運転席も色フイルムは貼れないし、、、と悩んでいたら、時代は進んでいた。 UVカットの透明フイルムがあった!!フロントガラスと運転席、助手席の窓を含めて、23000円、ちと痛い出費だけど背に腹は、ならぬ日焼けの腕には変えられず、思い切る。 ついでに今年に入って車が別荘化しているのに、車の後ろで寝ているのが丸見えなのがいやだから、後ろは結構黒いフイルムを張ってもらうことに。寒い季節は銀マットを張り付けていたが、これからの季節、保温したら蒸し焼きになる~~ で、トータル50400円也。日焼けクリームを塗りたくって車に乗らずに、しかも寝ていても誰にも見られず、温度も比較的低く過ごせる。車自体は寒冷地仕様なので、これで熱帯にも適応。完璧である。 出来上がった車は、車自体の色が黒だから、かなりハードな感じに。まさかおばさんが乗ってるとは、思えないように見える。しかも後ろの半分は、ガラスも真っ黒。先日知り合いを乗せて夜の運転の具合を見るべく試乗した時に、BOW WOW WOWの曲をガンガン掛けて走ったら、 ”ただの中年暴走族みたい、、、” と手厳しい一言が。 良いのです。今まで良い子ちゃん(!?)だった私は、もういません。すでに人に迷惑かけない程度で、好き放題、年取ってからの不良は、治らないって言いますが、治らなくていい。苦しんでも始まらないから、とりあえずしたいように、、、、、 意外に車のフロントガラスは、面積が広いから、照り返しも含めてUV対策には必需。ついでにオイル交換もしたし、すっきり車は準備完了。 しかし、車に積む荷物に、調理器具、スパイス、浄水器、など、生活用品が結構満載され、はたから見ればまさに車で暮らす人のよう。実はコンパネが乗せてあり、その上で快適に寝ていたのですが、今回宿はあるので、コンパネは撤去。 寝袋だけで、万一に備えています。 今回コンパネに代わり、シュノーケル用品も知り合いのショップで一新しました。 しかも、こちらはスキンダイブとスキューバ、両方使えるように、浮力ゼロの新素材のスーツ!これまたSPF30+! これで、スピアガン買って、仕事の後には、魚取りでもするつもり。野菜は豊富に取れる土地だし、魚はすぐ近くて自分でとれるし、まさに食のパラダイス。 と、勝手に決め付けているけど、実は市内から離れた畑の中で暮らすのです。 来週、水曜日の夕方に大阪をでて、那覇につくまで、今までの自分を一枚一枚はがしつつ、新しい脱皮した私には、まだ紫外線は強すぎるから、UV対策は必要。 夏遠からじ 今年の夏、私は #
by bushfire
| 2009-07-03 12:09
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